鉄子の部屋〜鉄道模型マニアの女の子

鉄子の部屋

鉄道ヲタは全国で1000万人いるといわれています。
年齢層は高いのですが、男女比は男が9に対し女が1。
撮り鉄・乗り鉄・鉄道模型などほとんど男性向けの趣味となっています。
そんな中、「鉄子」と呼ばれる女性鉄道ファンが、ここ2、3年で急に増殖し始めました。
埼玉にある「鉄道博物館」には若い女性の姿も目立ち、ネットのコミュニティで「私、鉄子です」と宣言する人が結構います。
それも最近は、鉄道熱烈マニアというより「普通の女の子」の初心者が多いようです。
また、女性のの鉄ヲタは、乗り鉄属性が多いと言われています。
男性の乗り鉄ヲタと違う点は、男性はこの列車に乗りたいのが目的で、女性は列車に乗って観光地に向かう目的です。


なぜ鉄子が増えたのか?

模型

漫画「鉄子の旅」(菊池直恵作、02〜06年連載)や、女性向けに鉄道入門を説いた書籍「女子と鉄道」(酒井順子著、06年11月発行)がきっかけにとなり、「鉄子」が広がったと言われています。
2007年にユーキャン新語流行語大賞にノミネートされると、鉄道に興味のない人にも知られるようになりました。
また大ヒットした電車運転ゲーム「電車でGO!」(タイトー)や、鉄道マニアを描いたTBS系ドラマ「特急田中3号」(07年4〜6月放送)も、ブームに影響を与えています。
また「鉄道アイドル」を名乗る女性芸能人も出てきています。
その代表格は元タレントの豊岡真澄さんで、結婚、妊娠を機に08年3月に引退し、出産後は「ママ鉄」としてブログなどで活動しています。

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